PR
投資

【第39回】ドルコスト平均法で資産形成を有利に進めよう

投資
この記事は約4分で読めます。

資産形成を進めるうえで、リスクを抑えながら着実に投資を続ける方法として「ドルコスト平均法」がよく紹介されます。

今回は、ドルコスト平均法とは何か、そのメリットや注意点について初心者向けにわかりやすく解説します。

1. ドルコスト平均法とは?

ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品(例:投資信託や株式)を、定期的・一定額で継続購入する方法です。

たとえば毎月1万円ずつ同じ投資信託を買い続ける、といったイメージです。

この方法では、価格が高いときには少ない口数を、価格が安いときには多くの口数を買うことになります。

結果的に購入単価が平準化され、高値づかみのリスクを抑える効果が期待できます。

2. ドルコスト平均法のメリット

(1)リスク分散効果

価格が上下する中で定額購入を続けるため、購入価格が平均化されます。

一括投資のように「投資直後に大暴落」というリスクを和らげることができます。

(2)投資タイミングを気にしなくてよい

「今買うべきか?待つべきか?」と悩む必要がありません。

自動的に決まった日に購入するため、感情に左右されずに投資を続けられます。

(3)少額から始められる

月々数千円からでも積立できるため、資金が限られていても無理なくスタートできます。

長期的な資産形成にとって非常に大きな意味を持ちます。

3. 注意すべきポイント

ドルコスト平均法は万能ではありません。

以下の点には注意が必要です。

(1)右肩上がり相場ではリターンが劣る場合もある

一括投資をしたほうがリターンが大きくなるケースもあります。

特に、株式市場が長期間右肩上がりだった場合には、積立によるリターンは一括投資より劣る可能性があります。

(2)長期継続が前提

短期間で結果を求める投資法ではありません。

最低でも5年以上、できれば10年、20年と続ける覚悟で取り組むことが必要です。

4. ドルコスト平均法に向いている商品

ドルコスト平均法に適しているのは、価格変動がある成長資産です。

具体的には以下のような商品が向いています。

インデックスファンド(例:S&P500、全世界株式) 株式型の投資信託 ETF(上場投資信託)

特に、つみたてNISA対象のインデックスファンドとの相性が非常に良いため、併用するのが効果的です。

まとめ

ドルコスト平均法は、リスクを抑えながら資産形成を進める強力な武器になります。

価格変動を味方に付け、長期的に積立を続けることで、着実に資産を増やしていくことができます。

焦らず、コツコツと積み立てを続ける姿勢が、最終的な成功への近道です。

次回は、

【第40回】投信積立でポイントをもらう!資産形成とお得を両立しよう

です。お楽しみに。

【第40回】投信積立でポイントをもらう!資産形成とお得を両立しよう

タイトルとURLをコピーしました