
株式投資をしていると、「株式分割」という言葉を耳にすることがあります。
「株式分割すると、配当金は減るの?増えるの?」そんな素朴な疑問に、わかりやすくお答えします!
株式分割とは?
まず、株式分割とは、1株を2株、3株といったように分けて、発行済み株式数を増やすことです。
たとえば、1株を2株に分割する「2分割」なら、あなたがもともと100株持っていた場合、分割後は200株になります。
ロリポップ!
ポイント:
株式の「枚数」は増える でも「会社の価値」や「あなたの持ち分の総額」は変わらない
つまり、ピザを人数分に切り分けるイメージですね。ピザの大きさは同じでも、取り分が増えるだけです。
配当金はどうなるの?
結論から言うと、株式分割後も、もらえる配当金の総額は基本的に変わりません。
どういうことかというと、
分割前は、1株につき100円の配当金 2分割した後は、1株につき50円の配当金に調整される
このように、1株あたりの配当額が分割に合わせて調整されるため、
持っている株の数は増えても、受け取る配当金の「合計金額」は変わらない設計になっています。
つまり、
分割しても、もらえる配当金の「総額」は変わらない 1株あたりの配当金は「減る」
というのが基本ルールです!
例でみてみよう
分割前:
100株 × 1株あたり配当100円 = 配当金10,000円
2分割後:
200株 × 1株あたり配当50円 = 配当金10,000円
このように、ちゃんと合計は同じになります!
注意したいポイント
ただし!会社によっては、分割後に業績が良くなったり、配当方針を変更したりして、実際に増配や減配する場合もあります。
その場合は、分割の影響だけでは説明できず、配当金総額が増えたり減ったりすることもあるので、会社発表をよく確認することが大事です。
まとめ
株式分割は、「株数が増えるだけ」であり、
配当金の総額は基本的に変わりません。
1株あたりの配当額が分割比率に応じて調整されるので、安心してくださいね。
ただし、会社の業績や方針によって配当金が変わることもあるので、発表は必ずチェックしましょう!
