■ はじめに
「Suicaの上限が30万円になるらしい」――そんなニュースを見かけた方も多いでしょう。
2025年現在ではまだ上限は2万円のままですが、2026年秋から大きな転換期が訪れる予定です。
JR東日本が公式に発表した新サービス計画によって、モバイルSuicaは“ただの交通系ICカード”から“本格的な電子マネーアプリ”へと進化していきます。
■ 現在のSuica上限は「2万円」まで
まず、現行のSuicaチャージ上限を確認しておきましょう。
種類
チャージ上限額
備考
Suicaカード(物理)
20,000円
駅券売機やコンビニで入金可能
モバイルSuica
20,000円
スマホアプリでも同様
Suica定期券
定期区間の金額+2万円
定期代込みで多少上乗せ可能
つまり、2025年現在の上限はどの形式でも2万円が上限。
この制限のため、出張や旅行が多い人には「すぐ残高が足りなくなる」問題がありました。
■ 2026年秋:モバイルSuicaが上限30万円に拡大予定
JR東日本の公式発表(2025年11月11日付プレスリリース)によると、
2026年秋をめどに「新しいコード決済・送金機能」を搭載したモバイルSuicaサービスを開始予定としています。
この新サービスでは、次のようなアップデートが予定されています:
サーバー上で残高を管理する新システムに移行 最大30万円までチャージ可能になる予定 送金・受け取りなどの「個人間送金機能」にも対応 交通利用だけでなく、日常の買い物・送金にも活用可能
つまり、今まで“駅で使うカード”だったSuicaが、**スマホウォレット化(電子マネー統合型)**するというわけです。
■ なぜ30万円まで拡大するのか?
この大幅アップデートの背景には、以下の目的があります。
キャッシュレス決済の拡大 高額決済(旅行、宿泊、交通+買い物など)にも対応し、現金を持たない生活をさらに推進。 新幹線・出張需要への対応 出張や長距離移動での決済を1つのアプリで完結させる狙い。 送金機能で生活インフラ化 PayPayや楽天ペイのように、個人間での送金・受け取りにも対応することで、 Suicaを「交通×送金×買い物」を兼ねた総合ウォレットに進化させる。

