2025年版・初心者でもわかる確定申告ガイド**
株式投資をしている人なら、
毎年悩むポイントのひとつが 「配当金の課税方式」。
実は、配当金は
分離課税(源泉徴収あり) 総合課税(確定申告で合算)
この2つから 毎年選べるようになっている。
ただ、この仕組みは分かりにくいため、
「なんとなく分離のままでいいや」と放置して
損している人が多い。
この記事では、
それぞれの税率・特徴・メリット・注意点を
初めての人でも分かるようにまとめて解説する。
🔵【まず結論】
✔ 配当金は「分離課税」と「総合課税」のどちらも選べる
✔ 年ごとに選択できる
✔ どっちが得かは 控除の量で変わる
✔ 控除が多い人ほど 総合課税の方が有利になる可能性がある
✔ 過去5年分をやり直すことも可能(更正の請求)
🟥【分離課税とは?】
▶ 特徴
証券口座で受け取る時に
20.315%の税金が自動で引かれる方式。
所得税 15% 住民税 5% 復興税 0.315%
合計20.315%で 一定の税率。
▶ 向いている人
給与が多い(年収が高い) 控除が少ない 手間をかけたくない 毎年同じ課税方式でいい
▶ メリット
計算されているので“そのまま放置でOK” 年末調整だけでも済む 税率が一定で分かりやすい
▶ デメリット
控除が多い人は 損をする年がある 税金を取り戻すチャンスを逃しがち
🟦【総合課税とは?】
▶ 特徴
給与・事業所得などと「合算して」
累進課税(5〜45%)で再計算する方式。
その際に使える控除が多く、
配当金の一部を“所得から引ける”制度(配当控除)もある。
▶ 向いている人
控除が多い 国保や年金を負担している 医療費控除を使う ふるさと納税を多めにする 配当金が大きい 過去5年のやり直しをしたい
▶ メリット
所得が下がり税率が下がる可能性 配当控除(10% or 5%)が使える 各種控除がフルに効く 場合によっては 分離課税より税金が安くなる 赤字がある年との相性も良い
▶ デメリット
手計算が必要 住民税が高くなる年がある(※申告時に分離を選べば回避可能)
🟣【どっちが得?判断基準はこれ】
⭐ 控除が多い人は総合課税が有利
⭐ 控除が少ない人は分離課税が有利
特に総合課税が有利になりやすい人は:
親の国保・年金を負担している ふるさと納税をしている 医療費控除を使う年がある 生命保険控除が多い 住民税非課税枠が近い 株の売却損がある年(損益通算との組み合わせ)
こういう場合は、
配当が総合課税に変わった瞬間に節税が爆発する年がある。
🟤【実際の税額イメージ】
例:配当金50万円/各種控除が多い人
分離課税 → 約10万円の税金 総合課税 → 控除が効いて5万円未満になることも 場合によっては → ほぼ0円〜逆に還付が出ることも
節税幅が大きい年は本当に大きい。
🟩【知らない人が多い:過去5年分も変えられる】
「過去に総合課税にした方が得だったのに、何もしてない…」
そんな時でも大丈夫。
▶ 更正の請求(5年以内)で課税方式を変更できる。
税務署に紙1枚出すだけでOK。
配当の課税方式変更 国保・年金の控除追加 医療費の追加 ふるさと納税の修正
ぜんぶ申請できる。
🔵【まとめ:配当金の税金は “選べる” ということを知らないと損】
配当金は分離課税と総合課税を 毎年選べる 控除が多い年は総合課税が有利になる 分離課税で放置してると毎年損をする 投資経験者ほど総合課税を見直す価値あり 過去5年分も取り返せる 計算だけなら税務署でやってくれる
「なんとなく分離でいいか」
「証券会社が計算してるし大丈夫」
こう思っている人こそ、一度見直す価値がある。
配当金の課税方式は、
知っている人と知らない人で差がつくポイントのひとつ。

