〜自動で計画書を作る第一歩〜
はじめに
「毎回、計画書を手入力するのがめんどくさい」
「名前とか日付とか、同じ情報を何度も打つのが手間」
──その悩み、VBAで解決できます。
今回はその第一歩として、**「セルに自動で文字を入れる」という基本操作を一緒にやってみましょう。
これができれば、将来的には「計画書のフォーマットに、自動で名前・日付・内容を入力するツール」**も作れるようになります!
Step1:まずは開発タブを表示しよう
Excelの「ファイル」→「オプション」 「リボンのユーザー設定」→「開発」にチェックを入れて「OK」 → 「開発」タブがリボンに追加されます!
Step2:VBAエディターを開いてコードを書こう
「開発」タブ → 「Visual Basic」をクリック(または Alt + F11) 「挿入」→「標準モジュール」をクリック 以下のコードを貼り付けましょう
Sub セルに文字を入れてみよう()
Range(“A1”).Value = “氏名:田中太郎”
Range(“B3”).Value = “日付:2025/04/25”
Range(“E4”).Value = “目標:起居動作の自立”
End Sub
Step3:実行してみよう
F5キーを押すと、セルにそれぞれ自動で文字が入力されます!
なぜこれが大事なの?
この「セルに文字を入れる」という基本ができれば──
利用者名を名簿から読み込む 今日の日付を自動入力する 定型文をプルダウンで選んで記入する 内容に応じて自動で文章を整形する
…といった**“半自動計画書作成ツール”**も作れるようになります。
おわりに
「セルに文字を入れる」なんて一見地味だけど、
これこそが“手作業からの解放”の第一歩。
VBAは、「同じことを何度もやってるな…」と思った瞬間が始め時。
焦らず、一行ずつ覚えていきましょう。