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【第49回】積立投資を実践する際の具体的な手順

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積立投資は、少額から始めることができ、長期的に資産を増やしていくための強力な方法ですが、実際に始める際には、いくつかのステップを踏むことが大切です。

今回は、積立投資を実際に始めるための具体的な手順を紹介し、初心者でも迷わず実践できるように解説します。

1. 目標設定を行う

積立投資を始める前に、まずは「何のために投資をするのか」を明確にすることが重要です。

例えば、老後の資産形成、子どもの教育資金、家の購入資金など、目的を設定することで投資の方向性が定まります。

目標を設定することで、積立額や投資期間を決めるための指針にもなります。

1.1. 目標額と期間を決める

目標額を設定し、そこに到達するための期間を決めます。例えば、10年後に300万円を積み立てたい場合、年間30万円の積立を目指すことになります。

具体的な数値を設定することで、積立額を毎月いくらにするか、どのくらいのリターンを目指すかが見えてきます。

2. 投資信託を選ぶ

積立投資で最も利用されるのは、投資信託です。投資信託にはさまざまな種類がありますが、どの投資信託を選ぶかが、積立投資の成果に大きく影響します。

選定基準としては、手数料(信託報酬)や運用実績を確認することが重要です。

2.1. インデックスファンドとアクティブファンド

投資信託には、大きく分けてインデックスファンドとアクティブファンドの2種類があります。

インデックスファンド:市場全体の動きに連動するように運用されるため、低コストで分散投資が可能です。長期的な積立投資に向いています。 アクティブファンド:運用担当者が市場を分析して、より高いリターンを目指す運用方法ですが、コストが高めであることが多いです。リスクを取って積極的に運用したい方に向いています。

積立投資を行う初心者には、手数料が安く分散投資ができるインデックスファンドが適しています。

2.2. 投資信託の選定方法

信託報酬や過去の運用実績、リスクをよく理解した上で選ぶことが大切です。資産の多様化を目指す場合、国内株式だけでなく、海外株式や債券、REIT(不動産投資信託)などを組み合わせてリスク分散を図ることも有効です。

3. 積立額と積立方法を決める

積立額は無理なく続けられる金額に設定することが重要です。毎月の生活費や貯金計画を考慮して、余裕を持った積立額を決定しましょう。

また、積立方法には、銀行振込や自動引き落としなどがあります。自動引き落としを利用すれば、手間が省け、継続しやすくなります。

3.1. 積立額を決める

積立額は、目標達成に必要な金額を基に計算します。例えば、毎月2万円を積み立てて10年後に240万円を目指すなど、目標と期間をもとに計算して決めます。

ただし、急に多額の金額を積み立てるのは難しいため、少額からスタートし、慣れてきたら徐々に増額する方法もおすすめです。

4. 積立投資を開始する

積立投資の準備が整ったら、実際に投資を開始します。証券会社の口座を開設し、選んだ投資信託を指定して積立投資を開始しましょう。

4.1. 投資信託の購入方法

証券口座を開設した後、ネットバンキングや証券会社のサイトを通じて投資信託を購入します。手順はシンプルで、希望する投資信託を選び、積立額を設定して購入します。

4.2. 定期的に確認と見直しを行う

積立投資を開始した後も、定期的に運用状況を確認しましょう。特に、目標に向けて順調に進んでいるか、積立額や投資信託のパフォーマンスが適切かを見直すことが大切です。

5. まとめ

積立投資を実践するための具体的な手順を紹介しました。目標設定を行い、信託報酬が低く、分散投資が可能な投資信託を選び、無理なく続けられる積立額を設定して投資を始めることが重要です。

長期的に投資を続けることで、安定した資産形成が可能です。

次回【第50回】では、「積立投資を行う際に避けるべき注意点」について詳しく解説していきます。

引き続き、よろしくお願い申し上げます!

【第50回】積立投資を行う際に避けるべき注意点

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