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【第37回】つみたてNISAを活用した資産形成のすすめ

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資産形成を始めるにあたって、「つみたてNISA(少額投資非課税制度)」は非常に強力な味方になります。

国が用意した制度でありながら、使い方はとてもシンプルで、誰でも無理なく長期投資を続けることができます。

今回は、つみたてNISAを活用した資産形成のメリットや始め方について、わかりやすくご紹介します。

1. つみたてNISAとは?

つみたてNISAは、年間の一定額までの投資に対して、運用益が非課税になる制度です。

通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、つみたてNISA口座で運用した場合、この税金がゼロになります。

長期にわたって運用することで、税金の差が大きな利益の差につながるため、非常にメリットの大きい仕組みです。

2. つみたてNISAの基本情報

年間投資上限額:120万円(2024年からの新制度) 非課税期間:無期限(以前は20年間) 対象商品:金融庁が定めた、長期・積立・分散投資に適した投資信託やETFに限定 購入方法:原則、積立方式(毎月、もしくは毎週の定期買付)

以前よりも使いやすくなった新NISA制度により、さらに多くの人が資産形成を始めやすくなりました。

3. つみたてNISAのメリット

(1)非課税効果が大きい

通常かかる約20%の税金がゼロになるため、得られるリターンがそのまま手元に残ります。

複利の効果と合わせて、長期的に大きな資産形成につながります。

(2)長期積立によるリスク分散

毎月一定額を積み立てることで、購入価格を平均化する「ドルコスト平均法」が働きます。

価格が高いときには少なく、安いときには多く購入することになるため、リスクを抑えた投資が可能です。

(3)少額から始められる

毎月数千円からでもスタートできるため、まとまった資金がなくても始められます。

「まずは月1万円から」という形で無理なく続けることが大切です。

4. つみたてNISAに向いている商品

つみたてNISAでは、金融庁が選定した優良な商品しか購入できないため、初心者でも安心です。

特におすすめなのは、以下のようなインデックス型ファンドです。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT) SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

これらの商品は低コストかつ広範囲に分散投資でき、長期投資に最適です。

5. まとめ

つみたてNISAは、初心者が資産形成を始める上で非常に優れた制度です。

税制面で大きなメリットがあり、少額から無理なく積み立てられるため、投資に対するハードルがぐっと下がります。

まずはつみたてNISA口座を開設し、自分に合ったインデックスファンドにコツコツ積み立てていきましょう。

次回【第38回】では、つみたてNISAとiDeCo(個人型確定拠出年金)の違いについて詳しく解説していきます。

引き続き、よろしくお願い申し上げます!

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