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【第18回】ETFと投資信託を組み合わせた賢い資産運用術

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前回の記事では、ETF(上場投資信託)を使った資産形成について解説しました。

今回は、ETFと投資信託を組み合わせることで、さらに賢く、効率的に資産形成を進める方法を紹介します。

1. ETFと投資信託を組み合わせるメリット

1-1. リスク分散がさらに進む

ETFはリアルタイムで取引できるメリットがあり、投資信託は自動的に積立できるメリットがあります。

それぞれ異なる特徴を持つため、両方を組み合わせることでリスク分散がより強化されます。

例えば:

株式市場が大きく変動する局面では、積立型の投資信託が安定的な買い支えになります。 好調な局面では、リアルタイムで動けるETFが柔軟な資産調整を可能にします。

1-2. 資金効率の向上

ETFは市場価格で即座に売買が可能なので、資金をタイムリーに動かすことができます。

一方で、投資信託は積立設定をしておけば、自動的に長期運用が続けられるので、手間がかかりません。

これを組み合わせることで、短期の柔軟性と長期の安定性の両方を持つことができます。

2. 初心者向け!ETF×投資信託のポートフォリオ例

【例1】守りを重視するバランス型

国内株式投資信託 30% 外国株式ETF(例:S&P500連動型) 30% 債券型投資信託 40%

→ 国内外の株と債券にバランスよく分散。リスクを抑えたい人向け。

【例2】成長重視型

先進国株式ETF(例:VT、VOO) 50% 新興国株式ETF 20% 国内株式投資信託 30%

→ 高成長を狙い、多少のリスクを取ってリターンを追求するスタイル。

3. どんな人におすすめか?

忙しくて毎日相場を見られない人 → 投資信託で自動積立しつつ、ETFで市場変動に応じた調整が可能。 リスクを分散したい人 → 投資対象・運用手法の違う商品を持つことで、リスクを効果的に抑制。 投資に慣れてきた中級者 → 少しずつETFでポートフォリオにアクセントを加えたい人にもぴったりです。

4. ETFと投資信託を使う際の注意点

手数料をチェック ETFも投資信託も、それぞれ信託報酬や売買手数料がかかる場合があります。できるだけコストの低い商品を選びましょう。 運用目的を明確に なぜその商品を選んだのか、目的をはっきりさせておくことで、ブレない運用が可能になります。

5. まとめ

ETFと投資信託は組み合わせると、安定感と柔軟性を両立できる 初心者でも簡単にリスク分散できるポートフォリオが作れる コストと目的を意識しながら、長期的な資産形成を目指そう

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