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【第1回】【初心者向け】東インド会社から学ぶ「株式」と、いまの日本の株取引

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株式って何?

まず、株式とは、会社が資金を集めるための仕組みです。

会社を動かすためには大きなお金が必要ですが、銀行から借りるだけでは限界があります。そこで、たくさんの人に出資してもらい、その代わりに「株」という証明書を渡し、儲けたら一部を分け合う──この仕組みが株式です。

東インド会社と株式のはじまり

1600年代、ヨーロッパではアジアとの貿易が盛んになりました。しかし、長い航海や船の建造には莫大なお金がかかります。そこで、イギリスやオランダの東インド会社は「みんなから少しずつお金を集める方法」を取りました。これが、世界初の株式会社の原型です。

出資した人は「株主」となり、貿易で得た利益の一部を受け取ることができました。もし貿易がうまくいかなかった場合は、損失をみんなで分けるというルールもありました。

この仕組みが、現代の株式投資へとつながっています。

いまの日本の株取引は?

現在の日本では、**東京証券取引所(東証)**が株式の売買の中心です。

ここでは、トヨタ自動車、ソニー、任天堂など、たくさんの有名企業の株が取引されています。

たとえば、あなたがトヨタの株を買えば、あなたはトヨタの株主になります。

株主になると、以下のようなメリットがあります。

配当金がもらえる(会社が利益を出したとき) 株主優待がもらえる(お得な特典がもらえる企業も) 株価が上がれば売却益が得られる(安く買って高く売る)

逆に、会社の業績が悪くなれば、株価が下がって損をすることもあります。

これは、東インド会社の時代と変わらない「リスクとリターン」の考え方ですね。

株式投資は誰でもできる?

昔はお金持ちしか参加できませんでしたが、今ではスマホ一つで株取引ができる時代です。

たとえば、SBI証券や楽天証券、PayPay証券などを使えば、数百円から株を買えるサービスもあります。

東インド会社の時代は、一度お金を出したら長い航海が終わるまで待たなければなりませんでしたが、現代では「買いたいときに買って、売りたいときに売る」ことができます。

**流動性(りゅうどうせい)**が高いのが、現代の株取引の大きな特徴です。

まとめ

東インド会社は、「たくさんの人からお金を集めて、大きなビジネスをする」という考え方を世界に広めました。

いまの日本でも、株式投資は身近なものになり、私たちの生活の中に溶け込んでいます。

株を持つ=会社のオーナーの一人になる 株式投資=利益を狙うチャンスがあるが、リスクもある スマホ一つで誰でも参加できる時代

興味が出たら、まずは少額から日本株にチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。

【第2回】株式投資のメリットとデメリットをわかりやすく解説

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