はじめに:死を見つめる現場で見えてきた、人生の“本質”
作業療法士として、多くの人の「人生の終わり」と向き合ってきました。
そして確信しているのは、
人は最期に本当に大切なものだけを残して、静かに死んでいくということ。
高級車も、タワマンも、ブランドも たくさんの洋服も なんとなくの人間関係も
全部、要らなくなる。
だったら――
「どうせ人は死ぬ」とわかった今こそ、“本当に必要なものだけ”を選んで生きてもいいんじゃないか?
それが、ぼくが選んだ「ミニマリストな生き方」です。
1. 興味のない飲み会は行かない。それで何も困らない
誰かに合わせて、気を使って、時間もお金も削って出かける飲み会。
…でも、帰るときの疲労感。あれ、もうやめました。
「付き合いだから」なんて義務は不要 自分の時間は、自分の人生にしか使えない 本当に大事な人とのごはんだけで、人生は十分楽しい
義理でつながる関係より、気楽に沈黙できる友達のほうが、100倍大事です。
2. 好きでもない人に気を使う“お祝い”はいらない
転職して気づいたことがあります。
あのとき無理して贈ったプレゼントも、
気を使って出席した歓送迎会も、
次の職場に行ったら、誰も覚えてない。
「とりあえずの優しさ」は、消耗するだけ 心から喜べないなら、それは自己犠牲 転職で関係が切れるなら、それまでの関係
その分、自分や大切な人の誕生日をちゃんと祝おう。
本音で付き合える人に、ちゃんと向き合うほうが、人生がラクであたたかい。
3. 服はAmazonとユニクロでいい
ぼくのクローゼットは、ユニクロのTシャツとAmazonで買ったパンツだけ。
服選びの迷いゼロ 安くて洗えるから気を使わない そのぶん、他のことに脳を使える
「何着よう」で消耗してた朝の時間が、一気に自由になった。
制服化、マジでおすすめです。
4. 掃除機はロボットでいい。自分の体力はもっと大事なことに使おう
毎日の掃除、やめました。
ルンバが毎日、自分より几帳面に掃除してくれてます。
自分の時間が増える 家もキレイ イライラしない
お金を出して「余白」を買うって、ほんとに価値がある。
自分の時間と気力は、もっと自分の“好き”のために使いたい。
5. モノ・予定・人間関係、全部を“自分基準”で選び直す
「捨てる」って、冷たい行為じゃない。
むしろ、本当に大切なものが浮き彫りになるプロセスなんだと思う。
予定がスカスカでも、堂々と生きる 同じ服を毎日着ても、何も困らない 人との距離感は、自分で決めていい
他人の評価で埋まった人生じゃなくて、自分の感覚で選んだ人生を生きよう。
まとめ:どうせ人は死ぬ。だからこそ「今」を自分のために使おう
これはネガティブじゃない。
むしろ、人生を前向きに削ぎ落としていくための魔法の言葉。
モノに縛られず 他人の期待に疲れず 「好き」と「本音」だけで生きていく
それが、ぼくが選んだミニマリズム。
作業療法士として、そして一人の人間として、心からおすすめしたい生き方です。
あなたも一度、自分の人生の“いらないリスト”を作ってみてください。
きっと、驚くほど心が軽くなると思います。